HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:しょっきり

我々の太鼓は初っ切り太鼓で始まります。
寄せ太鼓、呼び出し太鼓、かわず打ちとも言われる打ち方。
PCでしょっきり、と打ち込むと初っ切り、で変換されます。
初っ切りではなく砂切りでは?という指摘を受けたので
しょっきりについて調べてみました。

初っ切り】しょっきり 
① 花相撲や巡業の余興として演じる滑稽な取組。
② 物事の初め。しょっきり

【砂切り】しゃぎり
狂言の囃子(はやし)で、めでたく、にぎやかな気分を表す笛の節。
②民俗芸能で、風流(ふりゅう)の行列などが練っていく途中、笛・太鼓・鉦(かね)などで奏する囃子。
③ 歌舞伎囃子の一。太鼓・大太鼓・能管で一幕の終わるごとに奏される。最終幕の大切(おおぎり)には打たない。
④寄席で、中入りのときに打つ太鼓。口上のときの幕開きにも使う。

砂切りはシャギリと読むようで初っ切りがどうやら正解なようです。
太鼓用語に関しては資料が体系化されているでもなくかなり曖昧なのが実情。
それが伝承されて来た日本の太鼓らしさというか、私は愛すべきアバウトさと言っています。

それでもその都度自分で真偽を調べてみるという事は必要かも知れません。
今の世の中、検索すれば即情報が得られます。その情報が本当に正しいかどうかという問題はありますが自分だけの知識で判断するよりはマシでしょう。