先日、小学校の太鼓講習に参加した日本太鼓協会公認指導員の打ち上げ兼反省会があった。
さすがに太鼓の話で盛り上がりました、というか、太鼓の話しか出ませんでした。
私は前回まったくの太鼓初心者を相手にして、基本的な打ち方を教えるのも難しい事がわかりました。
太鼓の基本の打ち方を理解してもらうプログラムを考案中、と伝えました。
やはり同じ事を感じていたと見えて、重心移動や、太鼓の特性を面白おかしく見せる方法、
とかの話題になりました。(いやはやほんとに太鼓馬鹿であります・・・)
もう一方は海外で太鼓道場を開く事が夢だと語られました。
そのための準備活動もされているようです。
海外でも和太鼓の文化を伝えたいとおっしゃっていましたが、私がずっと疑問に思っていた事、
果たして和太鼓の文化とは何か?という事をぶつけてみました。
和太鼓、特に創作太鼓の歴史は4~50年といったところで、日本の文化となるには至っていない、
と思うのです。
片やお祭りのお囃子や神楽等も日本の伝統文化と言えるけれど、
あくまでもローカルな文化ではないのかと。
そんな話をしている時に、大太鼓こそ日本を代表する太鼓文化になりうるのでは?という
アイディアが浮かびました。
あんな大きな頑丈な太鼓を作る事ができる技術、これも立派な文化だろうし、
その大太鼓を打ち鳴らす事も日本の太鼓を象徴するにふさわしいのではないのだろうか・・・。
大太鼓の一本打ちスタイルは林英哲氏によるところが大きいけれど、
このスタイルは世界的にも類がないのではないだろうか、と思う訳です。
そんな事ばかりを話しているうちに夜が更けていったのでありました。