HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:固有名詞

日本と中国、同じ漢字文化圏

というよりは中国漢王朝の字を使用させてもらった日本。

もともとは中国、朝鮮から文化を輸入、平安時代に国風化し

日本独自の文化を発展させてきたというところでしょう。

製鉄や陶芸を始め音楽や製薬まで朝鮮から技術者を

連れてきたらしい事がわかっています。


漢字で書くと東京はトーキョー、北京はペキン、毛沢東はモウタクトウ。

日本では当たり前の現象ですが、かねてから地名や人名は

その国のことばで発音するべきと思っています。

東京はトンチンではなくトーキョー、北京はベイジン、毛沢東はマオジトン。


かつて池袋で場所を尋ねられた事があります。

どうやら中国人旅行者のようで日本語はおろか英語も通じない。

筆談で「皇太子飯店はどこか?」と尋ねている事が判明。

はて、そんな中国料理店があったのか、しかしよ~く考えて見るに

中国語で飯店(ハンティエン)はホテルの意、皇太子は英語でPRINCE、

ここでようやくプリンスホテルへ行きたがっているのがわかった次第。


人の名前はその人固有の記号なのだから、漢字で書かれていても

母国語読みが礼儀だと思います。

私の名前を中国語でシンルーさ~~んと大声で呼んでいる美女がいても

自分を呼ばれているとは認識できまへん。う~~、我不知道。


突然トンチンはどうやって行くあるか?と聞かれてもトンチンカンでしょ。


上海はジョウカイとは言わずちゃんとシャンハイと呼んでるのにねえ。

ちなみに英語のJAPANは、明の時代、中国語読みの日本=ジーペン、

JIPANGから来ているそうです。