HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:鴻海はコウカイではなくホンハイ

日本を代表する企業、シャープが経営の行き詰まりから再生をはかっています。

日本の産業革新機構と台湾のトップ企業鴻海精密工業との間で支援の綱引きが行われ、

どうやら鴻海精密工業に軍配が上がる気配が濃厚のようです。

シャープと言えばシャープペンシルの生みの親、

また液晶テレビは亀山工場で生産されるモデルは世界のブランドとして名を馳せました。

我が家のテレビもその亀山製です。

ところで、台湾の鴻海精密工業、ニュースではホンハイ精密工業と会社名で呼ばれています。

以前、問題にもしましたが、中国語は漢字表記のため、日本語読みができてしまいます。

鴻海はコウカイ、ですね。しかしコウカイ精密工業とは報道されません。

ホンハイは会社の固有名詞ですからコウカイと呼ぶのはおかしい。

でも以前、NHKのアナウンサー達は中国選手の名前を日本語読みで紹介していました。

丁寧選手はテイネイと。画面では英文でDING NINGの表記が出ています。

なぜに、固有名詞のディン・ニン選手と呼ばないのか、不思議です。

本人にインタビューする時も「テイネイサン」と呼びかけるのでしょうか・・・。

本人は自分の名前が呼ばれたとは思わないでしょう。

この点を「当局」にメールで質問してみましたがナシのつぶてでありました。

そんな事があったので今回のホンハイ、天下のNHKもホンハイと読んでいます。

まあ、自分たちも慣習でチュウゴク、チュウゴクと言っていますけどね・・・。


日本はニッポン、もしくはニホンが固有名詞なので、世界的にもJAPANではなくて

NIPPONで通用するようになればとも思います。

もともとこのジャパン、実は中国語だったんですし。

明の時代、日本は当時の中国語でジーペン(現在はリューベンと発音)と言われていました。

ジーペン=ZIPANG=JAPAN=ジャパン(ジパング)となったんですね。

これがヨーロッパでJAPANが日本の国名になっちゃったというわけ。

でも日本という国名、ニッポンでもニホンでもどちらでもよしとしているのは

いかにも日本的かも知れません。