HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

玄奘三蔵

義理の姉の49日の法要に行って参りました。

真言宗のお坊さんの読経、焼香が済むと参列者でお経をあげます。

 

般若心経久しぶりに唱和しました。

 

般若心経は唐の僧玄奘法師が仏教の生まれた天竺(インド)から伝えたとされています。当時のサンスクリット語の経典を玄奘僧正によって漢訳されたものが日本にも伝えられたとの事。

玄奘三蔵三蔵法師の名で西遊記で親しまれています。

西遊記は唐の都長安から西域を命がけで踏破、インドで釈迦所縁の地を訪ね仏法を学び、都に戻った時の記録がベースになっている人気のドラマです。

 

ここでいう三蔵法師は固有名詞ではなく、三蔵を収めた高層の尊称なんだとか、日本にも三蔵法師は存在したようです。

 

三蔵は、以下の3種から成る。

  • 律蔵: Vinayapiṭaka 〈ヴィナヤピタカ〉) - 僧伽(僧団)規則・道徳・生活様相などをまとめたもの。
  • 経蔵Suttapiṭaka 〈スッタピタカ〉Sūtrapiṭaka 〈スートラピタカ〉) - 釈迦の説いたとされる教えをまとめたもの。
  • 論蔵Abhidhammapiṭaka 〈アビダンマピタカ〉Abhidharmapiṭaka 〈アビダルマピタカ〉) - 上記の注釈、解釈などを集めたもの。----ウィキペディアより

 

般若心境を唱えながらそんな時間と空間に遊ぶ追体験をするのもまた愉快かも知れません。お坊さんも理解不能なお経を上げているだけではなく、この辺をもちっと面白おかしく布教すればよろしいものをと思います。

それにしても意味の分からないお経をじっと聞いているのは苦痛です。

お経はそれ自体がありがたいわけではなく、そこで語られる内容こそに価値があるものと思いますが、意味不明の読経の間ただただ忍耐を強要されます。

 

 薬師如来真言という事で、オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカという言葉も7回唱えます。これはサンスクリット語の音訳かと思いますが俗人にはチンプンカンプン、形式化した仏教は救いようがないのかと・・・。

 

サンスクリット語

オーン フル フル チャンダーリ マータンギー スヴァーハー
oṃ huru huru caṇḍāli mātaṅgi svāhā

 

との事ですが、それでも意味不明デス。

最後のスヴァーハー=ソワカは祝福あれ、というような意味なんだそうな。

 

真言と言うのならその意味も知りたいと思ってしまいます。

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