まともに吹けない能管です^~^;
やはりこの笛は独学では無理のようですヮ。
だからといって、これ以上稽古事を増やすわけにもいかず、将来の楽しみといたしましょ
う。
この能管は糸巻きで、さほど高価なものではありませんが、フォルムは細身で美しいで
す。
能管の元になっている龍笛と外観上区別がつきません。
同じフォルムでも頭金に銀製のものが使われているのは能管、赤い錦の布が使われている
のは龍笛、青い布が神楽笛と一応見てわかるようになっています。
能管の最大の特徴は、「のど」といわれる部分。
三枚目の写真でわかるように、唄口の間近なところに一段と細い管が入っています。
これによって、能管独特の高音部のあのピイーッというヒシギが生まれます。
残念ながらこの音がまだ出せません。
能管は三つの流派があるようですが、笛の種類の違いはないそうです。
といってもその構造上、違う笛では同じ音が出せないのが能管の宿命。
ゆえに常に単管で演奏されます。
それぞれが世界に一本しかない個性の音の持ち主です。
能管の音は澄んで、冷たく、どこか哲学的な響きがあります。
篠笛の、暖かく庶民的な響きとは対照的な感じを受けます。
いつの日か音出してみたいです。
いつの日か ノーカンではなく イエスカン