HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

笛:厳島にて

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宮島にフェリーで渡りました。
このフェリーは二つの会社がそれぞれ10分置きに運航していますが、JRのフェリーが厳島神社の鳥居をかすめて行くのでお勧めです。
(もう一社のに乗ってからそれが判明いたしたのでございます。これを後の祭りと申します)

宮島桟橋に降り立つと、まず、ならずものの鹿の出迎えがあります。
厳島神社に向かう途中は土産物屋ともみじ饅頭屋が延々と続きます。
その手前に要害山(宮尾城跡)という小高い山に続く石段があります。

太鼓コンサートまではまだだいぶ時間があったので、頂上で龍笛を吹くことにしました。猫のひたいほどの頂上は南を向くと松林の間から海が、北に目を転じると厳島神社とその街並みが広がります。
遠くには弥山(みせん535m)にへばりつくような宮島ロープウェイも見え隠れしています。

久しぶりに野外での笛。
周りには人っ子一人おらず、山頂の神社の小さな祠があるのみ。
旅ということもあって、今回はプラ管と篠笛を1管づつ持って行きました。
久しぶりに吹くプラ管は音が出しやすい反面、音が柔らかく、なんとなく芯のない音のような気がしました。
なんというか、ちょっとゆで過ぎたソバのような感じ。

一通り吹き終わって、石段を降りていく時にタヌキに遭遇したわけであります。