夫婦で夫の姓を名乗るか、妻の姓を名乗るか、選択できるようにする制度の法律制定をここ20年ばかり国会でやっとりますが、政権与党のジミントー保守議員がなぜか猛反対、一向にらちがあきません。
日本の伝統的家族制度が壊れる、とか言っているようですが、そもそも家父長的な家族制度は明治時代に制度化されたもので、伝統もクソもありません。
教育勅語が素晴らしいとか言ってる連中ですからねえ。
日本ではお家制度がまだまだ根強いです。
式場では○○家会場という案内板が立ってます。
墓石には○○家の墓、と。
そんな墓も少子高齢化で墓仕舞いせざるを得ない現実が迫っています。
少子高齢化が加速する日本の未来について保守派議員は打開策を提唱しているんでしょうか。
結婚によって姓を変える余計な負担を軽減しようとは頭にないものと思われます。
そう言えばその昔、区役所で戸籍謄本取得の手続きをしている時の隣のカウンターでの男性職員と若い女性とのやりとり。
「ご結婚ですか?」「離婚です!」「あ・・・」という気まずい会話がされておりました。
男性優位の社会がこういう発言をさせているんでしょう。
世の中、男女半々なので待遇も半々でよいと思います。
ところで夫婦で別々の姓を選択する場合、こどもの姓はどうなっちゃうんでしょう?
これはどちらでも選べるようになるようです。
世界的に夫婦別姓を認めていない例外的な国が日本、選択的夫婦別姓制度を認める事になんら問題はないと思われます。