戦争は 愛国心の 殺し合い
戦勝記念日の演説でプーチンはことさら愛国心を強調し、反対の言論を封殺し、自ら起こしたウクライナ侵略戦争を正当化しております。戦争と言う言葉は使わずに特別軍事作戦と言い替え、愛国心を武器に国民を戦地に駆り出すプーチン。
愛国心を武器に国民を結束させる戦略と思われます。
しかし、侵略を受けているウクライナにも愛国心はあり、愛国心の名の元、両国は不毛な殺し合いを続けております。
あわよくばウクライナの首都キーウを一挙に攻略して傀儡政権を樹立させようとしたプーチン、ウクライナの愛国心の頑強な抵抗に遭い戦線を南部と東部に変更、開放と称した領土獲得に乗り出すも1年に渡り消耗戦を展開するはめに陥っております。
プーチンの独裁的行為で本来は友好的であるべき両国のどれほどの人々が命を落としたのか・・・。
プーチンの演説からはこうなったのは戦いを仕掛けた欧米が悪い、我々は生き残りをかけて祖国愛のために武器を取ったのだとか言っているようです。
これって無差別大量殺人犯が、こうなったのは社会が悪い、そんな社会に復讐するんだと言っている事と重なってしまいますら。
祖国愛とか言ってるけど、その実、体制の頂点にいる自分の地位保全のための方便ではないのか・・・。