HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

圧力

GSOMIA 意地と面子の ぶつかり合い

 

日韓間の軍事情報包括保護協定(General Security of Military Information Agreement)GSOMIAの維持が継続される事になり、政府・防衛関係者は胸をなでおろしているところか。想像するに韓国に対してアメリカからかなりの圧力がかかったのではないかと。

 

徴用工・慰安婦問題に端を発し、日本は韓国をホワイト国から格下げ、これを報復として韓国はGSOMIA破棄を提示、日韓間はこじれにこじれ韓国では日本製品不買運動、日韓間の民間交流取りやめ、観光客の激減などなど親善とは縁のない状態に。

 

昔から韓国国民はかなり感情的になるという印象があります。それに対し日本国民はよく言えば冷静沈着、悪く言えば鈍感無関心。

 

ここで思うのは日本人も含め人類が様々な歴史を知る事ではないのかと。

歴史教育は方法をひとつ間違うとえらい事になってしまいますが、

観光で訪れるシンガポール、そこでイギリス人と日本人が戦争で殺しあったことを記録している戦争記念館があったり、マレーシアの博物館の歴史のコーナーでは戦争時、日本軍によってもたらされた惨禍が淡々と展示されていたり、足尾銅山の役場跡に無数の中国名の印鑑が残されていたり・・・、事実は事実として感情的にならずに肌で知る事が出発点ではないかと思う次第です。

 

歴史は時の権力者や為政者によって都合よく捻じ曲げられる事はよくあること、(AB総理が民主党政権時代をこきおろすのも同じか)、今回の韓国のように民意が操作されるのも歴史が物語っています。

積み上げられた事実をもとに多方面から検討し判断を下す、という事がやはり大事だと思います。

 

そういう意味ではGSOMIAはあったほうがよいと思いますが、それよりも根本的に核兵器を廃絶すべきかと。

 

世界に圧力をかけるべく来日中のフランシスコ教皇にその力添えをお願いしたいです。