太鼓に限らず、「何を伝えたいのか」はとても重要なことだと思います。
世の中には何を言ってるのか、何を言いたいのかがよく分からない人がいます。
おそらく本人が一番わかっていなのではと思われます。
太鼓の演奏も同じで、曲を覚えてただ打っている人も見受けます。
初心者は曲を覚える、曲を追うのに精一杯で致し方ないと思いますが、
３年以上の経験者でもややもすると音を漫然と並べているだけのケースも。
以前、指導者に、慣れた演奏はしないように、と戒められた事があります。
曲を覚えたからと言って流さないようにとも。
曲を演奏する前には自問自答、多聞多頭（たもんたとう）も必要かと。
この曲で「何を言いたいのか？」、自分自身で確信を持つ事、皆で共通認識を持つ事。
最近はプレーヤーとしても指導者としてもそれははっきりさせたいと思う今日この頃であります。
