これは確か銀座をうろついている時に撮ったものだと思います。
手前の建物が壊されて、ビルの壁面があらわに。
そこに出現したお店の排気ダクト。
二本の排気ダクト、空調の室外機、ガラリとそこから伸びる電線の曲線が
微妙なバランスをとって存在して居ます。
街を歩いている時も殆ど直感的にシャッターを押して居ます。
というのも、デジタル写真は後でいくらでもトリミングや画質調整ができるので
銀塩フィルム写真のようにシビアに狙って撮る事はなくなりました。
心がけている事は、ほんの一瞬でも待つとシャッターチャンスを逃す事も多いので
「これっ」という心の声に従うこと。