230人の太鼓打ちが集結して行われた一大イベント、初の試みに準備が大変でした。
初めて尽くしのため、企画運営の組み立てが甘かったこと、太鼓協会、埼玉県、熊谷市、
ラグビー主宰者、スポンサー等が複雑に絡み合ってどこがイニシアチブをとるのか、
また太鼓協会の中でも指導員会、監修の立場で入った太鼓プロ集団との擦り合わせ、
企画意図等の見解の違い等、なかなかスムースに行きませんでした。
途中、監修の立場にあった太鼓プロ集団が降板したりで、かなりの紆余曲折、
指導員会の中でもディレクター不在で混乱しました。
イベントにはつきものの最後の最後迄確定しない要素もあり、
臨機応変力、また最悪のケースを想定しそれに対応する能力は温存しておかなければなりません。
それでも本番で蓋を開けてみたら致命的な破綻は生じず、観客を含め参加者全員が結果に満足、
結果オーライという状態になりました。
心配された空模様も当日は曇りで推移し、熱中症の心配も雨の心配もせずによかったです。
午前中の音出しリハの時には霧雨状態で、雨仕様のフォーメーションで行いましたが
これも現場で決断してそうしました。
唯一、拙かったと思うのは、リハの時観客席からの確認を怠ったこと。
後で発覚したのですがバックスタンド側の配置が手前過ぎて客席から太鼓が見えなかったこと。
ホールでのリハではあちこちの席に座って死角がないよう確認はしていましたが、
今回はグラウンドとスタンドの行き来が簡単にできないため、最終確認ができませんでした。
次回、こういうシチュエーションでは必ず観客席にチェック要員を配し、
見え方と音の確認をすべきですね。