イソップ寓話 プロメテウスと人間より
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全知全能の神ゼウスの命を受け、プロメテウス神が地上に造り出したのは人間と動物たち。
出来上がった生き物たちをみて動物の方がかなり多い事に気が付いたゼウス、
「プロメテウスよ、人間が少ないようなので造り直した方がよいのではないか」と宣うた。
これを受けたプロメテウスは一度造った動物を人間の姿に作り替えて行ったんだと。
その結果、この世には姿は人間でも中身は動物のような人がいる、というわけなんだ。
そう、あざとい人間の心ではなく純粋無垢な動物の心を持った人間がね。
とっぺんぱらりん。
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原本は本性が動物のように野卑な人間がいる、というものですが、
ずる賢い人たちを眺めていると動物の方がよっぽど純粋だと思えてしまうことも。
