HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:ハロウィン

 ハロウィンで 浮れるよりは 義援金 

世の中、ハロウィンが市民権を得てきつつあるようです。

住んでいる地域でも、子供達が徒党を組んで家々を回り、お菓子をもらったようです。

お菓子を配る家は前もって決まっているようで、お母さんがたが共同でお金を出し合い、

お菓子を準備したそうです。

着ぐるみの子供達がうろちょろしていました。

衣装を含め、お菓子代はバレンタインデーを上回る市場規模だとか・・・。

まんまと業界の商業ベースに乗せられた格好です。

まあ、どうでもいい事にお金を使うのはそれぞれの自由ですが、

日本は宗教的なバックボーンがないため、喜捨献金の習慣もないに等しい。

キリスト教圏のチャリティーイスラム教圏のザカート、

上座部仏教圏の南アジアでは喜捨という習慣が生活の中に存在しています。

日本は仏教圏ですが、大乗仏教のため喜捨という概念が薄いように思います。

ハロウィンで、自分の楽しみだけのために使うお金を困っている人に喜んで捨てる=喜捨

に結びつく生活基盤がないように思います。

ハロウィンで浮かれるのも結構だと思いますが、おもてなしと同時に思いやりの精神が

もう少し社会の潮流になればステキなのになあと思ったりします。

そうなれば本当のハッピーハロウィン!?

 百鬼夜行 正体見たり 商魂と