柔道は 世界と闘う お家芸
オリンピック、日本柔道は頑張りました。
一本にこだわる日本柔道、技が決まる瞬間は見応えがあります。
柔道は1964年、東京オリンピックで初めて採用されました。
これは開催国が競技種目を決める事が出来るシステムによるものだそうです。
東京オリンピック無差別級ではオランダのヘーシンクに敗れましたが
ヘーシンクは勝った瞬間も壇上に駆け上がろうとした自国の関係者を制し、
負けた日本に礼を尽くしたと、その柔道の精神を具現化したと高く評価されました。
柔道が世界的になった事で、日本の一本柔道はなりを潜め
指導、逃げ切り柔道が世界の潮流となり、見ていてもつまらないものになってしまいました。
今回の無差別級の決勝戦をみても、相手は組み手をことごとく嫌い、
それに業を煮やした日本人選手はあせって指導をとられてしまいます。
そしてそのまま逃げ切られ、なすすべもなく銀メダル・・・。
今後は逃げまくる相手をどう倒すか、を日本柔道界は4年かけて研究する必要があろうかと。
国内だけで一本柔道のみ追求しても世界に冠たる日本柔道になれないのではと思うのですが。
お家芸 外も見ないと 内弁慶