HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:自信をつけさせる

本日は午後からの練習、集まったのは9人、深沢神社夏祭りのメンバーが勢揃いしました。

神社での演奏曲、まずは歓喜を練習、時間を計り4分ちょっと、ほどよい長さです。

掛け合いのところがどうもうまく行きません。

ここだけ何回も繰り返し打ち込む事で少しずつよくなって行きました。

この感覚、次回迄覚えていてくれるかなあ。

途中、縁を打つところを両手で、という提案もあり、

曲として云々と言いますが、こういうのは人によって感性が違うので

そこは作曲者の意図を尊重してもらいたいものです。

両手で打つと縁打ちの練習にならないので、ここは絶対左右片手ずつで打ってもらいたい。

曲の一部だけ抜き出して、あれこれ言って欲しくない、というのが正直なところです。

さて歓喜を通しで数回やり、なんとかカタチになって来ました。

次に感謝という持ち曲を。これはもう何百回と打って来た曲、

それでもクレッシェンドができていなかったり、曲を間違えたり・・・。

指導者によく言われるのは、手慣れた演奏をしないように、と。


最後に神楽を。神楽は7月初めに御諏訪の講習会があるので仕上げておく必要があります。

しょっきり担当も決めて何回か練習、桶大太鼓の竹バチがまだ馴れていないので

途中とことどころつまづいたりしました。

この事を2~3人が指摘すると、当人は自信が無いから辞める、誰か代わってと言い出しました。

自信を持って打てる状態ではなく、その上数人からあれこれ言われたら投げ出したくもなります。

そこはなだめすかして、がんばりましょうよと励ましました。

本人は予習復習もやってくるし、自由練習でも積極的に打っている姿を見かけます。

そのやる気がくじかれるのが一番心配だったので、つまづかないための打ち方のコツを伝授、

そうしたら問題なく打てています。要は自分でドッコドッコドッコドッコのテンポに乗ること、

いろいろ考えたりしてテンポが乱れたらそこで音を消して、ドッコドッコを自分で復唱し、

ふたたびそのテンポに乗って打ち出してもよい事を伝えました。

隣でドッコドッコと声を出してあげ、それに乗って打つように仕向けると問題なく打てています。

悪い点をいろいろ言うより自信をつけさせる事が大事、これは指導のポイントの一つです。


次回は指導者が見えられるので、できるようになっていなければ・・・。

お互いがお互いを盛り立てて、いい太鼓が打てるようになってもらいたいものです。