演奏会に向けて、それぞれの考え方の違いが出始めています。
この歓喜を皆にやってもらいたいのは、重要な基礎の要素がいっぱい詰まっているから。
これを打ちこなせばかなりのレベルになるハズ、と信じています。
ある人は演奏会用にもっと尾ひれを付けた方がよいのでは?と言っていますが
私は尾ひれをつける前に、基本をきちんと打ちこなして欲しいと思っています。
それができたのならいくらでも尾ひれはつけてかまわない。
体ができていないのに、衣装でごまかす、という手法もあると思いますが
衣装ばかり気にして、肝心の体作りをおろそかにしては本末転倒と思う次第です。
きちんとテンポキープもできないのに曲だけ長くしてどうなのよ、と・・・。
曲らしく見せるのは打ち手の気持ちが伝わるかどうかで、そこが最重要だと思う訳です。
それができていないのに体裁ばかり考えても意味がないんじゃないかと。
たとえ曲が短くても感動は伝えられると思います。
要は何があっても盛り上げよう、盛り上がろう、と思い込めるかどうかでしょう。
それは曲の長短には関係ないこと、と思います。
「歓喜」は太鼓を打ちながら歓びを感じて欲しい、
太鼓に出会えた喜びを表現して欲しいとの思いで命名させてもらいました。
それぞれの人が自分の解釈で歓びを体現してもらえれば私も歓喜するのは間違いないでしょう。
物事は後ろ向きではなく、前向きに捉えた方が歓びも増すものと思っています。
カタチではなく、ココロを優先順位の上位に位置づけてもらえれば・・・・。
ココロが入っていないカタチほど虚しいものはありませんから。