HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:頼ってはダメ

先週から久々の電子内職をやっています。

取材でパン屋さんを訪問し、お店の撮影、パンの撮影をし、記事を作成します。

パン屋さんへは車を使ったり、空いている時は息子の自転車やバイクを借りて。

車だとカーナビがついているので住所を入れれば難なくお店迄行けます。

自転車やバイクだとスマホの地図検索が大活躍。

あらかじめ作っておいたリストをメールで自分のスマホに送れば住所をタップするだけで

地図ソフトが立ち上がり、目的地と現在地を表示してくれます。

ところが、本日出かける前に、スマホの地図ソフトが立ち上がりません。

こりゃ絶対目的地に行き着けないと思い、パソコンで地図を立ち上げ、

自宅から目的のパン屋さん迄の道程を小さいノートに書き込みました。

どこをどう通るかを綿密にシミュレーション、さもないと東京の世田谷は

とんでもなく道がわかりづらく、迷路地獄に陥ります。

近道ではなく、なるべく幹線道路を選択、道に迷っても幹線道路に出ればなんとかなります。

そうして自分の手を動かし、ルートのイメージを頭に描きます。

それからバイクで出かけましたが、案の定、道を間違えました。

それでもにわか土地勘が働いて、大きなミス無く一番目のパン屋さんに辿り着く事ができました。

これが、スマホの地図が見れる状況だったらそれに頼り切り、一旦道に迷ったら

何度も地図ソフトを立ち上げ、現在地と目的地を確認していた事でしょう。

というのは自分の頭の中に地図のイメージが入っていないので、現在地と方角が瞬時に

わからず、うろうろしてしまうのです。

グループツアーなんかで観光地を訪れる時、引率の旗にくっついて行けばいいので、

自分がどこをどう歩いたかなんてえのはまったく感知しない時があります。

これと同じで、ナビに頼ると自分の空間イメージを持つ必要がなく、

ナビの指示を待つだけになってしまいます。

やっぱり自分が納得する方法でないと何事も身に付かない、という事なんでしょうね。

現地に行かずともネット情報だけで記事は書こうと思えば書けたりもするのですが

それはあくまでもまがい物なんでしょう。

そんなこんなで一週間で10軒訪れました。

そのお陰で朝・昼はパンばかり食しております。(ヘタしたら夜も・・・)