HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:クリスマス

 クリスマス サンタ溢れる 歓楽街 

日本ではクリスマスはその宗教的意味は殆ど意味を持たず、シーズンイベントとして定着したようです。

自分が通った幼稚園はルーテル幼稚園というところだったと記憶していますが

クリスマスの時に劇をやったのを覚えています。

東方の三博士役をおおせつかりましたがどうしてもセリフが覚えられず、

かなり短縮してもらった・・・。

これも一つの宗教行事だったと思いますがその結果クリスチャンになったわけでもありません。

大航海時代ポルトガルの宣教師が日本にも意気込んでやって来ましたが、

他のアジア諸国と比べるとその布教活動は失敗に終わったと言えるでしょう。

八百万の神が存在する多様性の日本では一神教の教えというのはそぐわなかったのかも。

唯一絶対の神、ではなくあらゆるものに神が宿るという日本の自然に根ざした神性の国でしたから。

ま、そんな多様性を認める国なので、今やクリスマスも抵抗無く受け入れたのかも、

というか商売のツールとしてうまく導入した経緯がありそうです。


そうは言ってもホンモノのクリスチャンもいるわけでして

そういう人々は恐らく静かにキリストの生誕を祝っているのではないでしょうか。

クリスチャンでもない人がメリークリスマスと浮かれているのはどうかとも思いますが

そう目くじらたてる問題でもないでしょう。

寛容の国日本、どこぞの大統領候補のように宗教に偏見を持たないのが肝要かと。