【本気は流行り病いのごとし】
どうやら本気は熱病がはやるがごとく人にうつって行くようです。
これは演者間だけではなく、見ている人にも。
その場に居る人は皆熱病にうなされるように、太鼓打ちの本気ウィルスに感染してしまうようです。
この症状は専門用語で突発性感動症候群と呼ばれるとか呼ばれないとか・・・(笑)
しか~し、この逆を考えてみると、本気じゃないと感動が伝わらないということ。
ほんのちょっとの嘘ん気でも見事に看破され、早朝でもないのに世がしらけてしまいます。
太鼓の団体の性格もいろいろで、「太鼓は楽しく叩ければいいのよ」とか
「そんなに必死にはなれない」とか言う人が多いゆるいところもあるようです。
そういう場合も、真性ホンキウィルス保菌者が地道に熱を発し続けるのが重要と思っています。
その根拠は熱は人に伝わるということ、それも本気モードにはいつかは本気で応えてくれるから。
先生が本気で子供を叱ると子供はその本気モードを本能的に察知するのと同じかも。
そんなこんなでたとえ練習中でもホンキウィルスまき散らす方がよいようです。