HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:素直さ

今回で3回目になるスリランカ日本人学校での太鼓講習。

小学生低学年、中学年、高学年、そして中学生と7~8人にグループ分けしてそれぞれ実技を。

講習用に準備した「太鼓で話そう」の前段をメインに行いました。

予定では前段後段一通りやった後に全員で曲演奏と思っていましたができたのは半分でした。

前段は基礎打ちの要素がメインで構成されており、

それに裏拍や縁打ち、声出しなどが盛り込まれています。


講習をやっていて面白かったのは、声出し。

曲ではドンドンドンドンドコドコドンやっ!と最後に大きな声を出すようになってます。

思い切り大きな声を出すのは日常生活ではなかなかない事、大きな声を出すのは気持ちがいいよ、と

皆さんにやってもらいました。

一番元気がよかったのは低学年、年があがるごとに声は遠慮がちになっていきます。

小さい子は素直に大きな声とともに両手をびしっと挙げるのに抵抗はないようですが、

分別があるとどうも恥ずかしさが生じてしまうのか、思い切りできない子が多かったような。


太鼓をやる時は無邪気に、思い切り、まさに太鼓馬鹿になれるように

皆の気持ちを持って行く事が大切なようです。

教わるより教える方が数倍ムズカシイもんですね~。

その辺を考えたり研究するのもいい勉強になります。