HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

マレーシアな日々

今回スリランカの太鼓講習と太鼓演奏に行く際、日程の関係で何かと話題のマレーシア航空を使いました。

行きも帰りもクアラルンプールで乗り継ぎです。
乗り継ぎには6時間程あり、それだったらと行きも帰りもマレーシア観光を敢行しました。

クラルンプールはかれこれ30年くらい前に訪れた事がありますが、どこをどう回ったのかは
さっぱり記憶にございません。

覚えているのはホテルの前でヘンな日本人学生に出会った事、緑濃い街と、
バティック模様の布製のものすごく使いやすいショルダーバッグを買ったことくらい。

あ、それとシンガポールで知り合ったアヤシイ宝石商に両替所を教えてもらった事くらいでしょうか。


今回はまったくのフリーな旅で、クアラルンプールの街を歩き倒そうと考えていました。

観光地をタクシーで効率的に回るのも一つの旅ですが今回は街歩きに徹しました。

移動手段も極力タクシーには乗らない、電車やバス、そして自分の足を使うこと。

タクシーは便利なんですが土地勘が養えません。


てなわけで、中高年登山ならぬ中高年バックパッカーの誕生と相成りました。

ま、40年前にやりたかった事を今になってやっているわけですが、

やはりこの手の旅は若いうちにやっておくべきものでしょう。


街は若者には寛容なところがありますから・・・。


地元の人から見ればヘンなオジサンに見える事もあるでしょうね。

それでも自分の足と五感を使って見知らぬ街を行くのはとてもオモシロイ。


クアラルンプールでは観光客に特別に親切な街作りがされているわけではなく、

特に交通機関は不親切かも知れません。

バス停には路線マップも掲げられていませんし、有名観光地に行く公共機関も適当なものがなかったり。

バス停では見知らぬ観光客同士が言葉の違う地図を見比べながら、ここはどこ、私はどう行けば?

という会話をしていました。

KLタワー観光の後、ペトロナスツインタワーに行こうと無料循環バスを待っていると

小柄なアジアン男女ペアがブキッビンタンに行くバスはどれ?と聞いた来ました。

その会話に白人の男女ペアが加わり、今何処?という話に。

私は何日か歩き回っていたので場所と方向は何となくわかっていたので彼らにアドバイスをあげ

来た無料バスに乗り込みました。

アジアペアはベトナムハノイの学生と言っていました。ベトナムの挨拶言葉「シンチャオ」というと

一気に距離が縮まります。彼女も知っている日本語をすべて披露、

コンニチハ、アリガトウ、スキデス、サヨウナラ。

ハノイはとても美しい街で南のホーチミン(昔のサイゴン)とはずいぶん違うこと、

などありったけの英語力で話をしました。ベトナムはフランス語なんでしょうが私は仏語はできません。

市内無料循環バスは二系統(パープルライン、グリーンライン)あり、

彼女たちの目指すブキッツビンタンはどちらも行く事を告げ別れました。


そんなこんなで未知な道を行くのもまた楽しからずや、であります。