バチを縁にただ当てていてはキレのある音が出ない。
手先だけでコチョコチョ打つのではなく、腕を使ってしっかり打ちに行くこと。
当てどころはヘリと鋲の間、3センチくらいのところをバチの頭で押さえるように打つ。
決して角を打たないように。角を打つと太鼓にもバチにもダメージがある。
これは横置きの八丈太鼓ならではの打ち方かも知れませんが。
八丈太鼓は縁打ちの要素がけっこう重要、縁が主役という場面もあります。
縁は音が立って皮の音よりも先に耳に届くような感じ、ゆえにこするように打たず
カチッと脇で挟むように打たないとしまりがない音になるとのこと。
先々週から始めた基礎打ち練習曲では縁打ちが多用されています。
先生曰く、曲を覚えるのが目的ではなく、打ち方を練習する事が大事、
間違えないに越した事はないけれど、いい加減に打たないようにと。
やっぱり太鼓は音が命・・・。