私の太鼓の師匠の一人である柳川立行氏率いる三宝会の6回目の自主公演におじゃましました。
場所は新大久保にある淀橋教会。
教会と和太鼓の取り合わせ、一風変わっていますが
柳川氏がこの教会にて太鼓教室を開催しているという事で納得。
以前自主公演におじゃました時は地下のホールでしたが今回は一階、
太鼓の音がガンガン響いてだいじょうぶなんだろうかと心配になるシチュエーションでした。
新大久保周辺はリトルソウルとも言われるコリアンタウンの様相を呈していて
昼夜を問わずエネルギッシュなので問題ないのかも、と。
さて、三宝会、メンバーは三人。
これは入場チケット。
前もそうでしたが免許証スタイルです。
太鼓で世の中明るくするための戦というテーマ。
太閤秀吉ならぬ太鼓秀吉。
公演は二部構成。
後半に出て来たのがコレ。
手作りの鎧兜に身を包んだ戦国武将登場です。
前回は力士に扮しての太鼓を披露してくれました。
柳川氏は伝統系太鼓に造詣が深く演目も八丈、屋台囃子、三宅、水口囃子、ぶちあわせ、
後陣乗太鼓、鬼剣舞等、可能な限り現地に赴いて太鼓を習得。
これらをベースに創作を加味しつつ、それ以外に創作曲の演奏を行っています。
久々の屋内ライブ、太鼓の音に全身まみれた二時間でした。
私も三人で公演した事がありますが三人は必要最小限のユニットのように思えました。
やっぱ4人いるよなあ、というのが正直な感想。
後、演奏を観ながら思いついたアイディアは太鼓をガンガン打つ時と
小さな音で演出する落差がある方が聴き手は集中すること、
特に小さな会場だと小さな音の演出はいろいろできそう。
その一つが縁打ちで、バチの位置を変える事で縁打ちの音色を変える事ができるのではないか・・・。
皮でも音色を変える演出はありますよねえ。
アンケートに記入したのは伝統系太鼓の打ち方の由来とかを説明してもらえると
太鼓への興味関心がもっと深まるのでは?と。
カタチには理由が潜むという謎々解明のおもしろさが太鼓にもあると思います。