HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考132

今年の三宅初稽古。

久しぶりの打ち込みに皆息があがっていました。やはり正月休みを挟むと体力的に厳しいものが・・・。

三宅を始めてもうじき4年になろうとしていますが、

いまだに自分で納得のいく核心に触れられないというのが正直なところ。

太鼓の音を教室の誰よりも出そうという自分なりの一つの目標があり、

これはほぼ達成できているように思えます。

しかしながらこれは相対的な目標であり、絶対的な目標では満足の行くものではありません。

細かい動作のひとつ一つがきちんと制御されているものではなく、納得がいきません。

三宅太鼓は元々個人で打つ太鼓なので、稽古中も個人の葛藤の世界、自分との対話が続きます。

稽古中に下拍子が速くなってしまう人がいましたが、これは初心者によくある事。

悪い意味で自分の世界に入り込んでいて他の音が聞こえない、というか聴く余裕が無いのだと思います。

こういう時もこちらの音量を上げて全体を後押しするように務めます。

個人でやる事と全体でやる事、全体を後押ししたり引っ張ったり。

個人が全体の足を引っ張る事は避けたいと思いますです。

今年の三宅はいい意味で自分を型にはめたいと思います。