HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考69

本日の稽古は総勢10人集まり、あまり個別練習はできませんでした。
 
ゆうきちの個人打ちの二回目、大体固まってきた構成と体の動き、一人ビデオ講習の反省点を踏まえ
 
大きな動き、体のひねり、新しいフレーズの動きのテストも兼ねて打ってみました。
 
なかなかいい感じ。
 
体の動きがどこかしっくり来る感覚が味わえました。
 
流れに乗って打つ、という感じが少~しわかりかけたような。
 
 
自分が打っていない時は人の太鼓を観ています。
 
この時に自分のものにできそうなフレーズのヒントを意識無意識の中でもらったりします。
 
自分で自然に打てるフレーズを増やして行く事、また並べ替えや反復などでバリエーションを増やすという
 
テクニックがわかってきました。
 
同じフレーズを二回繰り返し、その一部だけちょっと変えるだけで別の立派なフレーズに生まれ変わったり、
 
聴いている方にはそれがわからなければ、こちらはフレーズの泉を掘り当てたようなもの。
 
同じフレーズの繰り返しでも、動きに変化があればそれはまた別物に見えてくるはずです。
 
バチの軌跡が同じところを通らないように打つ、角度を変えて行く等でバリエーションが増えて行きます。
 
この辺は横打ちならではの特徴が活かせるところで、左右ほぼ均等な伏せ打ちとは趣を異にするところ、
 
八丈は踊るように太鼓が打てる。
 
また、音だけではなく、その動きも太鼓を鑑賞する時の大きな楽しみでもあると思います。
 
それぞれが個性的、意表をつくフレーズやその人ならではの身のこなし、八丈の魅力です。