角館の続きです。
武家屋敷はすべてが一般開放されているわけではなく住人がいるところもあり、こうして柵が置かれています。
街並みは保存されて昔のままの形を保ちつつ生活していられるようです。
こちらは解放されている館ですが中に入ることはできません。
玄関は時代劇に出てくるイメージそのものでござるな。
格子戸の光と影が織り成す光景は何とも美しく感じます。
閉まっているようで開いている、日本の空間です。
板戸に影を落とす格子、時間の経過とともに表情も変わるのでしょう。
障子に木の影、部屋内からの眺めはどう見えるのでしょう。
繊細な日本人の感性が養われるのもわかるような気がします。