HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考114

スリランカシンガポールから戻って初の三宅の稽古、四谷の新スタジオにて。
 
このスタジオは三宅太鼓専用スタジオのため、今までのレンタルスタジオと違い
 
太鼓は常設なので、時間ぎりぎりまで稽古ができます。
 
本日は振替組も多く、太鼓三台にそれぞれ6人、6人、7人とついて練習開始。
 
音の感じも太鼓の感じもベリグーです。
 
今日は打ち込む姿勢、特に打ち込む気持ちを前面に出して練習に臨んでみました。
 
太鼓は観ている人にアピールする事も重要で、自己満足の世界で終わる事はありません。
 
もちろん打っている本人が楽しめないと、観客には伝わるものがありません。
 
そんな事を考えていると、大きな音を出すのが目的ではなく、大きな音を出そうとする気持ちを
 
伝える事が大切に思えてきました。
 
太鼓を打ちに行く気持ち、太鼓を正面から攻め立てる闘争心というか、気迫というか、
 
三宅太鼓にはその音とともに、姿勢がとても大切に思えます。
 
カタチがサマになっていても音の出ていない太鼓は魅力に乏しく、
 
音が出ていても太鼓を打ちに行く格好が見えてこないとこれまたつまらなく見えてしまいます。
 
左肩を下げ右肩を上げる、当然顔は太鼓に向いている、打ちに行く気迫を太鼓に向ける、
 
10回のうち1回くらい、気持ちよく太鼓が鳴ってくれる時があります。
 
この感覚を一回でも増やして行く事、その時々の調子も影響しますが
 
少しづつ記憶の中に溜め込んでいく感覚です。
 
今日個人的に指摘されたのは左を打ってから手を上げるのはバチの先からというもの。
 
どうしても癖で肘からあげてしまいます。
 
8月3日(土)は八王子祭りに三宅で参戦します。
 
それまでに癖を直しておきたいなあ。