HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:占いはいらない

先日、ひょんな事で姓名判断のサイトに行き当たりました。
 
試しに自分の名前を入れてみると半分よくて半分悪い結果が。
 
ついでに知っている人の名前をいくつか入れてみると、どうも当たってないような。
 
姓名判断は子供の名前をつける時や芸名を決めるときにゲンをかつぐようですが
 
それで人生が豊かになるのかははなはだ疑問。
 
姓名の漢字の画数と人生が密接に結びついているとは到底思えませんから。
 
ま、占いの類はまったくといっていい程信じないので占いによって行動が変わるという事もありません。
 
そういう意味では動物的に生活しております(笑)。
 
星の運行や手のシワ、その日のラッキーカラーや吉方位もまったく無縁、
 
巻き寿司にかぶりつくという事もありません。
 
占いは何か指針がないと動けない、あるいはそういう絶対的なものに身を委ねちゃうという
 
行動パターンなのかもと思ったりしています。
 
悪く言っちゃうと自分で決められない、判断できない・・・。
 
以前、風水に凝っている飲食店のオーナーがいて、店を改装したいとのオファーがあり
 
プランニングをしましたが小さい店なのにまずは水場の場所が限定されます。
 
機能的にあり得ない場所にトイレが計画され、とても使いづらい厨房の位置が決まり、
 
道路に面して入口をわざわざ二箇所、店の常識からは考えられないレイアウトができあがります。
 
極め付きは風水の方位表が二つあって、どうしても無理が生じる場合はもう一つの表が登場するわけです。
 
オーナーにどうしてそこまでこだわるのかをあえて聞いてみましたがその答えは
 
今までこれでうまくやってきたから、でした。
 
この時に占いを信じるという事の凄さを実感したものです。
 
そのお店がその後どうなったかは未確認でありますが、携わったものとしては商売繁盛していて欲しいものです。