我が家のリモコン二機、左側がシャープのテレビ、右側がソニーのブルーレイデッキ用です。
ソニーのリモコンでシャープのテレビの音量やチャンネル操作が設定でき、便利なのですが
それでも完全ではないのでどうしてもこの二つが必要になります。
これ以外に扇風機のリモコン、クーラーのリモコン、照明器具のリモコンが机の上に。
それはそれでいたしかたないのですが、本日の本題はこちら。
このソニーのリモコン、カタチが対象形のため、上下を取り違えることがあります。
さすがにシャープのものではそれはありません。
そもそも上下取り違えるようなカタチではない。
上下が逆さまのまま操作をすると、下げようとした音が大きくなったり、
早送りするところがシーンが戻ったり、すべてが逆の操作になってしまいます。
えっそれは私が単にぼけたから?
いや、ぼけたカミさんも同じ事を時々やっておりますのです、これが。
こういう間違った使い方をさせてしまうのはデザインが不完全だからでしょう。
また、デザイナーや開発チームが使い勝手に気がつかず、スタイルばかりを追った結果かも知れません。
使う身になって考える、これはデザインの基本ルールで、アートとは大きく異なる点。
使いやすさ、わかりやすさを美しいカタチにするのがデザイナーのお仕事だと思います。
モノ、特に工業製品は、使う人が不便を感じてはならないもの、
よくできていてそれが当たり前の世界です。
このリモコンも失敗を重ねると人には学習効果があるので使う向きに気をつけるようになりました。
開発者が、ぼけ防止に脳を使わせるためのデザインをやってのけていたら恐れ入るのですが・・・。
このリモコンに関してはシャープの方に軍配が上がります。