人生の岐路、というものがあるのかないのかよくわかりませんが
その都度進む道を選択する事はままあること。
時には行き詰まって挫折感を味わうことも。
しかし、今を憂えて、あの時ああしていれば、こうしておけば、
と思い悩むのは後の祭りであまり意味があるようには思えません。
話は変わりますが、テレビでカリスマドッグトレーナー(Dog Whisper)という面白い番組をやっています。
アメリカのドッグトレーナーのシーザー氏が、犬と飼い主の悩みを見事に解決、
その鮮やかな手腕にはいつもびっくりしたり感心させられたり。
シーザー氏曰く、問題は犬ではなく飼い主にあると。
犬は今を生きているともよく言います。
今起こっている事がすべてでそれこそが犬なんだと。
人と違って犬は思い悩んだり、過去にこだわったり夢を描いたりはしない。
飼い主が神経質だったり不安だったり無関心だったりすると
その不安定なエネルギーが犬に伝わって、犬も不安定になり
そういう飼い主を尊敬せず犬が家のリーダーとなるため言うことをきかなくなるそうです。
人が安定した精神状態になること、それはベストな今を生きるという事ではなかろうかと思うわけです。
いろいろと迷うのが人、でもそれで過去や未来の事で悩むのはやめたほうがよさそうです。
犬のように今をひたすら一生懸命生きる方法がシアワセなれる秘訣なのかも知れません。
人生は 二又三又行き止まり 迷う日もあり 道聞くもよし