盆太鼓日本一コンテストと同時開催で、このコンテストには発表会のチームからの参加者が大半でした。
江戸若駒太鼓、大亀太鼓、ゲストに葛飾太鼓連盟から雅轟太鼓、
江戸桜太鼓、寿太鼓、ゲストに東京太鼓連盟から和光太鼓、東京都太鼓連合から大元組、
江戸川太鼓、新田太鼓、関東天狗太鼓、江戸っ子わんぱく太鼓、平井西太鼓
の12団体の太鼓演奏がありました。
いろいろな演奏を見る事はたくさんのヒントを与えてくれます。
屋台囃子を打っている団体がありましたが秩父屋台囃子をベースにかなり脚色をしています。
これはもはや秩父屋台囃子ではなく別の曲という感じでした。
こういう場合は何か曲名をつけた方がよいのではないかと感じました。
同じフレーズを皆で打つ事を繰り返すのは和太鼓では普通の演奏形態ですが、こればかりだと飽きます。
楽器の種類や音質に何か変化が欲しい。
以前も同じ事を感じた事がありましたが、鉦(チャンチキ)が入ると、
その音がとても大きく太鼓の邪魔をしてしまう事があります。
金気の音は際立ち過ぎる場合があるのでその音量には要注意です。
いくらかっこよく打っていても音圧が伴わない演奏は残念ながら魅力半減です。
音圧に男女差があるのはいたし方ありませんが、男性も最初から最後までパワー全開ではなく
全体のバランスをとる事も必要ではないかと感じました。
二手にわかれ、おうむ返しの演奏をしているチームがありましたが、
この手法は初心者用の曲を作る場合有効ではないかというアイディアをいただきました。
舞台では太鼓の面ばかり見ていると伏し目がちになり、
きちんと打っていても印象が自信なさげに見えてしまいます。
視線、顔の向きは重要だという事を改めて認識いたしました。
太鼓を打つ姿勢、これも大切。腰が安定していて、胸を張り、顔が上がっていると明るい印象です。
見ていてとても気持ちがよく美しいと感じました。
目隠しをしてバチを投げ上げて受ける演奏を披露。
予備バチが腰に何本もささっていました。
名物演奏なのかも知れません。
たくさんのチームと盆太鼓のコンテスト、いろいろ見ていいとこ悪いとこ含めて
いろいろなヒントをたくさんもらいました。 感謝