HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:佐渡金山

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佐渡、と言えば金山。
行って参りました金山跡。
右側の建物から坑道に入れます。
坑道は二つあって、江戸時代のものと明治以降近代の坑道、それぞれ別料金となっています。

まずは江戸の坑道へ降りて行きます。
内部は寒いくらいの冷気で満ちておりました。
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手掘りの坑道は曲がりくねり、ところどころ電動仕掛けの等身大の人形のデモがあります。
これは水汲み。時代劇で無宿者と水替え人足というのが出て参りますがまさにその世界です。
ただし、それは江戸後期の話で、当初はかなり割のいい賃金で雇われていたそうです。

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資料館にある金の延べ棒体験コーナー。
17kg某の金塊は片手で持ち上げるので精一杯。
ケースから取り出すと記念品をもらえるそうですが。。。

一旦外に出て近代坑に再入場。
江戸の坑道は情緒がありましたが近代になると効率的になり
坑道もコンクリート製の何の変哲もないものにと変わります。
こちらは面白くなかったなあ。
やはり資料館があり、工作機械や電動トロッコ等が展示されていました。
これは三菱マーク入りの瓦屋根。
鉱山経営が三菱によるものだったんですね。
窓ガラスにも三菱のマークが入っていました。
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金山からほど近いところにある佐渡奉行所。
これは復元されているものです。
佐渡徳川幕府直轄領、ここは金山経営の要であった事でしょう。

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佐渡で印象的だったのはその街並。
ほぼ同じ勾配の切り妻の家々と真っ黒な釉薬をかけた瓦屋根が佐渡らしい風景を創っています。
佐渡は雪はそう深くないそうで、雪がどっさり降るのは本州の山沿いになるようです。

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山に見られる枯れた立ち木の姿もなぜか印象的でした。

つづく