口唱歌続編。
私は口唱歌をやる場合、できるだけ太鼓の音に忠実に行う事を心がけています。
口唱歌譜は文字になっているので、そのまま読んでもニュアンスは伝わって来ません。
例えば三宅の口唱歌はドンツクドンツクドンドンツクドンツクドンツクドンドンドドンがドンドンステテコドンドン、
ですが、これをそのまま口に出してもさっぱりわからないでしょう。
妙な例えですが、口唱歌譜は「訓読み」ではなく「音読み」でないと伝わらない。
口に出す時、太鼓の音を声で再現する事が口唱歌の本領発揮するところ。
決して文字の通り発音しない事がコツと言えるのではないでしょうか。
テレツクテンテンストトコテン、と言いながらその音が頭の中で再現できていればそれが生きた口唱歌。
口唱歌がものにできればもう太鼓は打てているのと同然になる所以です。