HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:源流にこだわる

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我々の太鼓は源流が三つある。

一つは御諏訪太鼓の流れ。

二つ目は深沢高校和太鼓部顧問の先生の流れ。

三つ目はしばらく指導していただいた田中ヒロノブ師匠の流れ。


御諏訪太鼓は「飛龍三段返し」「勇み駒」「とんばね」「萬岳の響き」

顧問の曲は「感謝」「ぶちあわせ太鼓」(編曲)

ヒロノブ師の作曲による「祭り」「大地の息吹き」未完の「天地人

を演奏・練習している。


ぶちあわせは作曲者不祥という事でいろいろな団体が様々な演奏をしている。

元々は三崎のぶち合わせ太鼓が存在するが、だいぶアレンジされているようだ。

こういう場合はいたしかたないが、曲の由来は大切にしたい。

単に曲が打ててもそれは形の模倣であって、曲の想いを打っていない事になるから。


作曲者(太鼓は作調者というらしい)の想い、曲想をまず大事にしたい。

その意味ではその曲を創った人に直に教わる機会があればそうしたい。

私は仏教徒ではないが、仏教でシャカの言葉を直接聴きたいのと同じである。

仏像を拝んでもあまり意味はなく、釈迦の説法にこそ意味があると思っている由。

経典そのものに価値があるのではなく、釈迦の言葉を記録したと言われる

その内容に価値があるのだと。


太鼓も同じで、曲に込められたメッセージを受け取り、

それを太鼓で表現する事が重要な事と思っています。

ゆえに曲の源流にあくまでもこだわりたい。

曲想を理解して、それを体と心で表現しようとしていれば、細かいところは

各自の個性にまかせればよいとも思う。

以前、講師のかかとがあがっているところに注目して

それを皆でコピーしようという人もいたがそれはナンセンスだと思う。

自分なりのスタイルを創る方がよっぽど重要に思う。



そんなこんなで次週は御諏訪から講師をお呼びして直接教わります。

あなうれしや。