30人ほどの集団になると、意見はまとまりません。
ま、まとまる方が不思議と思わないとストレスが溜まります。
ふと思ったこと、太鼓の師匠が言っていた
「人の音を聴く」「自分の音を聞く」「お互いカバーしあう」
というのは、太鼓のみならず、日常の生活でもそのまま当てはまりそうです。
「人の話を聴く」「自分の言葉をかみしめる」「お互いを思いやる」と
置き換えられると思います。
人が何を発信しようとしているのか、こちらが常に受け取る意思を持たないと
聴こえてこないのではないか。感受性を高めておく必要がありそうです。
自分が何を伝えようとしているのか、自分の意思を明確に把握しておかないと、
相手にもそれを伝えることは難しいでしょう。
相手を信頼し、認め合わない限りきれいに重なる部分を作り出す事は
願うべきもないでしょう。
これらができる度量を持つこと、そうすれば皆で奏でられる音も
感動ものになると信じて止みません。
できない人を非難するのではなく、できるようになるためにはどうすればいいのかを
一緒に考えること、それが太鼓仲間だと思います。
(写真は碑文谷桜フェスティバル)