「我一人 氷の音と 麦茶飲む」
この句は映像というよりは音を感じて作ったものでした。
大き目の薄いグラスに浮かぶのは冷蔵庫のキューブアイスではなくかち割氷。
グラスを傾けるとキリンコロン~♪と頼りなくとも澄んだ音がする。
あの音が耳についていて、それを表現できないかなあと思って作った句です。
どうしても騒々しい現代生活。
そんな中で一杯の麦茶をじっくり楽しむ、そんな贅沢さを込めてみました。
我一人は孤独ではなく静寂のためのことばとしました。
二人きり 氷の音と 麦茶飲む
またニュアンスが違いますね。