ここニューヨークのワールドトレードセンターは全世界に実況中継されながら崩壊しました。
上の写真は崩壊現場のまん前の消防署の焼け爛れたレンガの壁。
救援活動で殉職した署員も数多く、メモリアルウォールが設置されています。
今、グラウンド・ゼロと呼ばれるその地には新しい建築を建てるべく工事が進められております。（花束が献花された工事現場）
ワールドトレードセンターはかつて2回訪れていますが、地上417メートルの屋上からの眺めはそれはすばらしいものでした。
目の前にぽっかり空いた空間はテロが現実のものだったことをいやでも突き詰めてきます。
ワールドトレードセンターのないマンハッタンの風景はどこか間抜けで寂しいものがあります。
テロによって世界は確実に混沌とした様相を深めています。
