HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

死者の国

小学校の太鼓の授業で日野市まで通うのに、今までは甲州街道国道20号線)を使ってましたが最近は東八(とうはち)道路を使うようになりました。

東八道路、ちょっとひょうきんな響きがありますが、東京・八王子から来ているようです。

道路ではありませんが、京王線は東京・八王子、東横線は東京・横浜、京成線は東京・成田、京浜急行は東京・横浜、意外と単純なネーミングです。

大宮大船間のJR線、大大線と命名されましたがこれは定着しなかったようです。

 

さて、この東八道路甲州街道に比べると広々していて(幅員30m)、景観も緑が多く気持ちがゆったりします。

 

途中野川公園多磨霊園に面して走るところがあります。

 

多磨霊園は東京都が所管する公園墓地の第一号、できた当時は都心から離れているため人気がなく、東郷元帥の墓所をわざわざ誘致したそう。

 

この墓所多磨霊園のほぼ中央、とても大きく立派ですが、現地で清掃している人から墓守がタイヘンという話を聞きました。

 

東八道路から広大な墓地を横に見ながら走る事になりますが、かなり開放的な空間。

死者の国という墓地につきまとう陰湿なイメージはまったくありません。

 

ま、生きとし生けるもの死んだらそれまでで、成仏できない霊魂がこの世をさまようという事もないのではと。

実際に怨霊に取り殺された人も見たことも聞いたこともありません。

 

古代、霊会との交信には大麻や毒キノコなどの薬物を使っていたそう。

幻覚幻聴はお手のもの、極楽や地獄ツアーにも行けちゃいます。

度が過ぎると本当にあの世に旅立ってしまいますが・・・。

 

自分たちが存在するのは営々と生(性)の営みを続けてきた祖先のおかげで、感謝は怠るものではないと思いますが、先祖の霊が存在しているとは思い難いデス。

 

広大な死者の国には焼かれた骨が無数に埋まっており、霊ではなく残された遺族の思いが存在しているんだと思います。

墓参りは故人との思い出に浸る時、霊と語り合うという感覚になるんではと思います。

 

あたかも先祖の霊があるように騙り、それをダシに使って信者から全財産を巻き上げた悪徳宗教法人旧統一教会、そこと手を組んだジミントー、相応の天罰を受けるべし。