応援太鼓337改訂版の動画を作成しました。
応援太鼓337はずいぶん前に原型はできておりましたが、太鼓体操の延長線上にある曲なので、どちらかというと太鼓の打ち方の要素に重きが置かれておりました。
そのため、ちょっと面白味に欠けるところがあったのではないかと・・・。
自チームでも練習・演奏していますが、「黎明」という曲に比べるとその人気は芳しくないというのが正直なところかと。
「黎明」は打っていてなぜかハマる曲に仕上がっていると思います。
先日も他チームの人から、バリ島のケチャのようでとっても面白いという評価を受けました。
「黎明」は打ち手が全員が完全にシンクロすると、ドーパミンが放出されるような快感に浸ることができるのも受けがよい事につながっているように思います。
太鼓の曲に限らず、なにか伝わるものがあるとそれが伝搬するんだと思われます。
さて、応援太鼓337も、何か感じるところがあればよいなあと思っているとき、能登の災害のニュースを見ました。
地震で被った大きな災害の傷が癒えていないところに豪雨被害、悲惨な映像に胸が痛みました。
その時に、応援のことばが出てきました。
やさしい気持ち あなたを思う
よりそう心 一人じゃないよ
もともと応援太鼓でここは大きな音ばかりではなく、小さな音も打てた方がよいというところから、小さな音で表現するという構成にしてある部分でした。
ただ機械的に小さい音を出すのではなく、気持ちのこもった音で応援できないか、そのためには打ち手に本気になってもらう必要があるんではないか・・・。
そんな思いが重なって今回の応援太鼓改訂版ができました。
曲を覚えるのに、ストーリー性のあることばの方が覚えやすいという従来の方法に、
気持ちを届ける演奏をするためのことばで太鼓を打つというところにたどり着きました。
唄を歌うように太鼓が奏でられたらよいなあという実験作の一つです。
英語でI"ll be there for you.という副題をつけてみました。
気持ちが伝わるんではないかと勝手に思っています。
フルバージョンは1番から4番までありますが、時間によって1番だけでもOK。
ソロはできるだけ入れたいところです。
一人8秒ほどなので30人でも240秒、4分あれば回せます。
それぞれの応援の気持ちを音にして届けられればと思います。