大山鳴動して鼠一匹、前触れがはなはだ凄いのに結果は取るに足らない事の諺。
今回のジミントーの裏金問題、まさにそんな感じですばい。
大物政治家が仕組んでやった裏金作りのからくりは、その大物政治家が死去しており、死人に口なしとばかり責任をおっぺして、残りの責任は秘書と会計責任者に負わせるという筋書き。
そこへ来て岸田総理の弁明は「事務的なミスの積み重ね」とうそぶく始末。
派閥のトップが指示をして意図的に収支報告書に記載せず、自由になる裏金を何年も作ってきたジミントー、総理からして保身に走っていては政治改革なんぞできるわけがありまへん。
身を切る改革を、と声高に宣言したのはどこのどいつやねん。
大山鳴動して・・・の一節はローマの思想家ホラティウスによるものだとか。
まさにホラフキの政治にぴったんこの現象ですやん。
ジミントーには責任逃れ、その場しのぎ、ばれなきゃ何してもいい、よしんばバレても黙っていればアホな国民はそのうち忘れる、という信念がおありのようで。
国民もバカにされたもんです。
甘い汁 吸って倫理を 忘れ去る