HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

誰もが不幸になる交通事故

誰しもが 不幸になるとぞ 覚えたる 

     交通事故を 起こす前にや

 

今年の4月、信号無視により母娘が轢殺された池袋の事故、運転していた旧通産省工業技術院飯塚幸三(87)元院長が過失運転致死の疑いで書類送検された。

母(31)娘(3)は横断歩道を青信号で自転車で渡っていただけなのに、高齢者ドライバーの無謀運転により理不尽にも命を奪われました。

 

事故当時、本人はブレーキが戻らなかった、という内容を息子に電話していたと報道されていましたが、その後の検証でその証拠は見つからず、よくあるアクセルとブレーキの踏み間違えとの事で書類送検となったようです。

 

今後起訴されて、裁判になり有罪判決になるのか、高齢による認知症などが疑われると不起訴になる可能性もありますが、犯した罪の大きさからは厳罰に処されるべきでしょう。

 

その後も死ぬ必要のない幼い命が奪われる痛ましい交通事故が起こっています。

加害者を厳罰に処しても被害者の家族の無念が晴れる事はないでしょう。

人を殺す意思はなくとも交通事故は人の命を奪ってしまいます。

ハンドルを握る際はいつ自分が加害者になるかわかりません。

若い人は事故の経験不足から無謀運転をして重大事故につながります。

 

人は事故の経験を積み、老練な運転をするようになりますが、高齢によりその判断力、反応は低下、アクセルとブレーキを踏み間違えてもブレーキが戻らなかったと思いたがったりしますが、重大事故を起こす危険性は誰しにも付きまといます。

 

人生の終盤で未来ある人の命を奪うという重大事故を起こさないよう、車と向き合う必要があると思います。

 

重大事故を起こしてしまった元院長は残りの人生を真摯に贖罪に充ててもらいたいものです。

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そう思うニャ。