太鼓のいろは「ま」
【間を大切に】
太鼓は迫力!とばかり打ちまくる太鼓が一般的ですが、曲全体が音で埋め尽くされ、気と体が休まる暇がありません。
それに対して、とある太鼓コンテストで得たアイディア、静かな太鼓もあっていいんじゃないの?
緩急、強弱、時には無音状態もある、音が無い=間を大切にしたそんな太鼓の登場が待たれます。
音がなくてもそこには時間の流れがあり、時間を目で見せる事は可能。
演奏会で、曲が終わったと思い、拍手をしたらまた始まったという経験をお持ちの方もいると思います。これは時間の流れが見えないため、その解決法は打ち終わっても静止しない事。
音がなくてもバチ先が動いているだけで演奏はまだ続いている事を認識してもらえます。その間、音がなくても演奏が続いている事を理解してもらえます。
間があっても間のびしない、間が空いても間抜けにならない、そんな音楽として成立する太鼓、研究の余地はあるかと。