HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

向島百花園

墨田区にある向島百花園におじゃましました。

向島百花園は今は都立の庭園で国の史跡に指定されていますが、生い立ちは江戸時代・文化元年(1804)に仙台の出の骨董商、佐原鞠塢(きくう)という人物が作った江戸庶民の庭園で、当時の文化人のサロンとして親しまれていたそうな。

鞠塢という人物、商才があったとみえ順調に商いをしていましたが、40そこそこで賭博の嫌疑をかけられ隠居、元々園芸に造詣の深かった鞠塢。

今の東向島の加賀屋敷跡を購入して300株以上の梅を植え、観光梅園とし切り盛りします。骨董屋時代に親交を深めた文人墨客とともに万葉集や中国の詩経に登場する草花草木を植え、隠居後の文化的生活を楽しみつつしっかり収入も得たようです。

f:id:happyrabbit797:20201121070721j:plain

 

百花園は春の梅と秋の萩がつとに有名。

萩のトンネル目当てに訪れる人も多いようです。

f:id:happyrabbit797:20201121070640j:plain

 

都会では珍しいアケビにもお目にかかれます。

f:id:happyrabbit797:20201121070659j:plain

 

ひょうたんの棚もあり、園内の売店でひょうたんのお土産も買う事ができます。

f:id:happyrabbit797:20201120065409j:plain

園内の建物は東京大空襲ですべて焼失しましたが、当時は百花園内に築かれた窯で焼かれた墨田川の土を使った角田焼の器で、収穫された梅干しやお茶を楽しむという粋な遊びも人気だったとか。

 

向島の地名は江戸城がある側から見ると、大川(墨田川)の向こうにあるから向島と呼ばれたんだとか。向島といえば花街としても有名。最盛期は1000名を超える芸妓がいたそうです。

今は18軒の料亭と120名の芸妓が向島の粋でいなせな花柳界を守っているとの事。花街は百花園がある東向島の南側一帯に点在しています。

 

百花園がある東向島の街並みも気になりました。こちらは百花園近くの街並み。

f:id:happyrabbit797:20201120065359j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065346j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065335j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065434j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065420j:plain

江戸情緒は東京大空襲で焼き尽くされてしまっていますが濃厚な昭和のニオイは健在。

 

同じ墨田区にある横網町公園には東京都慰霊堂があり、東京大空襲関東大震災で死亡した遺骨16万3000柱が供養されています。

東京のいたるところでたくさんの死者が出ているにもかかわらずどこも心霊スポットになっていないのは実に不思議ですね。

 

 

 

神社も新型コロナ感染防止

f:id:happyrabbit797:20201120065627j:plain

埼玉は鴻巣市にある鴻神社、何の気なしに立ち寄ってみました。

お参りの時に鳴らす大鈴がえらい事になってました。

鳴らせないように紐でくくってあります。

これは鈴を介しての感染防止策と思われます。

全国の神社では手・口を清める手洗いの柄杓が撤去されているとか。

3密どころではなく接触を避けるという徹底策です。

 

さて、鴻神社、コウノトリにあやかって子宝を授かる、安産祈願の神社として名をはせています。

f:id:happyrabbit797:20201120065639j:plain

鴻巣国府の洲という由来ではないかと書かれております。

境内にはコウノトリの卵を模した絵馬というか願掛け用の木製の卵が領布されています。

f:id:happyrabbit797:20201120065642j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065634j:plain

左の大イチョウは雄株と雌株の対となっており子授けの御神木。

 

f:id:happyrabbit797:20201120065704j:plain

f:id:happyrabbit797:20201120065701j:plain

 

なんじゃもんじゃ稲荷

f:id:happyrabbit797:20201120065657j:plain

 

おみくじは結ぶとコウノトリのカタチになります。

f:id:happyrabbit797:20201120065636j:plain

各種お札やおみくじ、お守りなどの神社グッズは製造会社や卸があり、中でも全国のおみくじの約7割は山口県周南市にある女子道社というところで作られているそうな。

 

この女子道社、まだまだ男尊女卑の風習が残る明治時代(1905明治38年)に二所山田神社の当時の21代宮司・宮本重胤(しげたね)が女性の自立を目指して機関紙「女子道」を発刊、その資金源としておみくじの製造販売の会社を興したそうです。

 

女性解放は経済的自立から、を100年以上前から実践している事になります。

 

新型コロナ禍が猛威を振るう今の世、3密を避けて初詣も三が日は避けようという動きもあります。コロナの影響でおみくじの売れ行き、吉と出るのか凶と出るのか、ウィルスの仕業は予想ができません。

 

 






 

新型コロナ感染対策

これから寒くなるにつれ、暖房による密室化の影響で新型コロナ集団感染が懸念されています。

それならば暖のとり方で感染防止につながるのではないかと。

 

暖房の方式を何かで学んだ記憶があります。

輻射式=電気ストーブに代表される熱線(赤外線)を感じるもの

対流式=部屋全体の空気を暖めるもの

 

対流式は部屋の空気を暖かくするので換気をすると当然寒くなり、暖房の意味がなくなります。

暖かい部屋の中でも薄着で快適に過ごす、は新型コロナが猛威を振るっているうちはあきらめざるを得ないのかも。

昔は隙間風が入る家で、火鉢一つ、こたつ一つで普通に生活していました。

部屋の中で吐く息が白くなるのも普通でした。

人々は綿入りのどてらを羽織り、火鉢に手をかざし、餅などを焼いて暮らしておりました。

そうなんです、換気をする事で寒くなった部屋の中では着ぶくれする事で過ごせる!?

要は部屋の中でアウトドアライフを送る!

暖房費をけちる事もでき、経済的にも助かるのではないかと。

 

関東の冬は晴天の日が続き、南向き日当たり良好の住宅物件は価値がある事がわかります。

 

コミュニケーション能力

かつて和太鼓指導者から伝えられた三つの要素について書きました。

一、自分の音を聞く

一、人の音を聴く

一、お互い協調する

 

これはコミュニケーションをとる上でもとても大事な要素かと思っています。

 

一、自分の話を問う

一、人の話を聴く

一、お互い尊重する

 

自分の話を問う、は自分が話をする前に何を話したいのか自問自答してみる。

よくしゃべる人の中にはあまりしゃべり過ぎて、あれ?自分は何を言いたったんだっけ?と迷子になっちゃう人も。

伝えたい内容、伝えるべきテーマをぶれずにしっかり見据える事、大事かと思います。

 

人の話を聴く、まさにその通りで相手が何を言いたいのかを「忖度」する余裕が欲しいデス。

一番よろしくないのは相手の言を遮り、自分の主張でねじ伏せようとする事。

何人かで話をしていると、自分の話題に引き戻す人がいますがこれはコミュニケーションではなく独演会ですね。

人の話に耳を傾け、相槌を打つ事はコミュニケーションでは必要な事のようです。

 

お互い尊重する、一番難しいかも。人はそれぞれ考え方や感性が異なっており、それは時には一番厄介な信念に結びついていたりします。

ひょっとするとそれもありか、と立場を代えてみる、立場が代われば見える景色も違ってきたりします。

コミュニケーションを成立させるためにとても大事な要素と思います。

和太鼓指導の要素

かつて指導者から伝えられた三つの要素、今でも大切にしています。

一、自分の音を聞く

一、人の音を聴く

一、お互い協調する

 

というものです。

 

自分の音を聞く、は自分がどんな音を出しているか、を文字通り自分の耳で確かめる事。

テンポはキープできているか、強弱のメリハリはついているか、左右にムラはないか、いい音が出ているか、

話題が太鼓なので自分の「音」に傾聴していますが自分の「姿」を注視してみる事も含まれると思います。

 

人の音を聴く、は自分以外の人がどんな音を出したがっているのかに耳を傾ける事。

太鼓は純粋なソロ演奏を除けば相手がいます。

相手がどんな音を出したがっているか、に気を遣わないと独りよがりになってしまい、果ては演奏自体を壊してしまいかねません。

 

お互い協調する、は自分の音、人の音を認識したうえで音を和して行く、それが和太鼓。

音に限って言えば最後の言葉はお互い共聴する、としてもよいかもです。

 

この最後の協調する、は実際はこう言っていました。

太鼓の演奏は皆で行うもの、練習中でも本番でも誰かが失敗してもその人をにらみつけたりせずに、

その失敗を周囲の人が皆でカバーする動きを心がけて欲しい、と。

 

今でも失敗するとその点だけが指摘されたりしますが、じゃあどうすれば改善できるのか、まで言及する人は稀有です。

指導者は、そこに言及し、アドバイスできる能力が求められるかと。

 

今現在のお悩みは、どうすれば個々人のテンポキープの能力が身に付くか、です。

テンポキープは太鼓のみならず音楽の大々基本、自分、人、集団でのテンポキープ、永遠のテーマ???

ウィズ ウィルス

世の中を 非常識化する 新コロナ

 

国内でもじわじわと感染者数が増加しています。

先行きが不透明の中、世の中も変化を求められております。

 

以前は会議と言えば会議室に集まるのが常識で、そこに存在する事に意義があるようなものも少なくはありませんでした。

ところが新型コロナの出現で三密が問題となり、今まで常識とされた会議のあり方が非常識となりました。

やってみればオンライン会議の方が場所や時間を調整しやすく、効率が上がるという新常識が定着しつつあるようです。

 

 

電話と違い、お互い顔を見て話す事ができるのでビデオ会議でも最低限のコミュニケーションをとる事は可能。

 

新型コロナ禍が今まで常識とされていた世の中の仕組みを変えているようです。

100年くらい前に世界的に猛威をふるったスペイン風邪、日本でも数十万人の死者を出しましたが、およそ2年で収束、結果としては人類が免疫を獲得したからとされています。

 

これから寒くなり、感染者数急増の危険性が叫ばれていますが、危機的状況が長いと人はそれにも慣れて来るようなところがあるので要注意。

 

要注意 新型コロナ 蔓延感

 

 

八丈太鼓なるもの

24時間とはいきませんでしたが、八丈太鼓堪能しました。

皆がそれぞれ違う顔をしているようにそれぞれ叩く太鼓も違います。

小さな子供から高齢者までそれぞれの叩き方で楽しめる太鼓という事を改めて実感。

ライブと言うのもスリリングです。

創作和太鼓の全員が揃っている事を重要視する太鼓とはまったく違う世界、

それはそれでとても面白いデス。

 

本人が楽しんでいるのが一番ですが、観ている方もノリタイ・・・。

やはりテンポをはずさずに叩くのが大基本という事を改めて再認識。

 

これこそ自分の姿をビデオ撮りして練習するのが一番かも。

動きに変化がないと見ていてもあまり面白くない、手だけで叩いているのはイマイチ、体ごとや体の軸回転して叩く姿がステキ。

 

音もそうですが次にどんなものが飛び出て来るのか、意外な展開であればあるほど楽しめます。

 

これは本気で研究したくなりました・・・