HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

PCR検査優先措置を講じなはれ

日本のあちこちで新型コロナ感染者数が増大、見えない脅威も増幅しているけれど

韓国、台湾、中国、そしてニューヨークは感染者拡大抑止に一定の効果を上げている。

その方法論はPCR検査、陽性反応者の発見、隔離、治療、という施策を徹底している事。

感染拡大を封じ込めるには感染者と接触しないさせないコトが最重要項目、3密回避もその方法の一つではありましょう。

とにかく経済という事で政府の肝入りでgo toトラベルキャンペーンがドタバタと始まってしまいましたが、旅行者、受け入れ側、輸送に関わる側等は無症状感染者がいようがいまいがその所在不明のまま不安を抱きつつおとなしく過ごさなければなりませぬ。

日本では「健全」な村八分精神がしっかり遺されており、感染者を一方的に非難する自粛警察官も横行するしまつ。

感染対策に不備がある店名を公表する、とかアホな事を言う前にとにかくとっとと検査を繰り返し、感染しているおそれが少ない人同士、積極的に経済を回す側に立てるような政策を強力に推進するがよろしい。

AB首相は一日2万件の検査能力を確保する、と明言していたがどこまで達成できているのか?!

7月23日の時点で日本全国での累計検査数は70万件にも達していない。

uub.jp

無料で迅速に徹底的な検査を行い、感染封じ込めに成果を出している先例があるのだから、よいと思われる方法に本気で取り組んで国民をポジティブ(前向き)な気持ちに導いて欲しい。

今のままではポジティブ(感染者)が拡散するのを眺めているようなもの、率先してポジティブ(積極的)な政治を行って頂戴な。

 

経験がモノを言う

人は経験を積んでいろいろ学んでいきます。

例えば交通事故、若葉マーク付きのドライバーは事故の経験から安全運転の大事さを学び、やがてシルバーマークの老練な運転手になります。

しかし、アクセルとブレーキの踏み間違えは高齢になって経験したりして、取り返しのつかない事故を起こしたりもしています。

 

かつてショップのデザインをしていた頃、ワンマン社長の自宅のリフォームなどの相談に乗る事も多かったです。

全国的に事業展開している一人のワンマン社長が語るには、自宅の設計を新進気鋭の若いデザイナーに頼んだところ、浴室の床に大理石を敷き詰め、たいそう立派な家ができて喜んでいたそうな。ところが床が濡れると滑りまくってとても危険な事が判明し、若い奴は見た目ばかりで材料を選びおってと激怒していました。

同じことを赤坂のプリンスホテルで聞いたことがあります。

世界的に有名な丹下健三氏の設計だったとの事ですが、一階ロビーは総大理石張でそれは豪華なものでした。

ところが雨で床が滑り、えらいことになったそうです。

こういうのはやはり経験がモノを言うんだと思います。

 

バブリーな時代には輸入タイルが流行りまして、見た目だけで選ぶと雨で滑ってとても危険、というのは私も経験があります。

人はその経験から床材選びにはとても慎重になるものです。

 

そう言えば今住んでいるマンション、共有部の通路に大判のテラコッタ風タイルを使っていますが雨の時滑るので、人が歩くところには長尺の防滑シートが貼ってありまする。

 

 

骨太の泥縄式迷走政策

Go  toトラベルキャンペーン、政府の迷走ぶりが顕わに。

 

元々は新コロナ禍が落ち着いたら、という前提条件での景気対策閣議決定だったはずなのに、何を血迷ったかこの連休前に十分な準備もせずにgoをかける事にしてしまいました。献金団体への義理立てが優先なのか、とにかくお得感で人々を旅行に駆り立て、カネを回す事だけに注力しているように見える。

 

挙句の果てに最大の市場である東京をキャンペーン対象からはずすとな。

これは人々が動くと感染の危険が増すということを重々承知の上での決定と見える。

相も変わらず数字的根拠を示さず、「しっかりと感染対策を施して」、と情緒的な言葉でカネと引き換えにコロナ感染リスクを全国津々浦々に広げようとしている。

 

これでは太い骨ばかりで、一方で運営に必要な小骨を無視しているようにしか思えない。

再度書きますが、今は人を動かさずにカネを回す算段を真剣に導入すべきです。

売れなくて困っているその地の農水産物を割安で流通に乗せるとか、運送手段に観光バスを使いその補助を出すとか、ライブ配信付き割安旅行クーポン券を前倒して販売するとか・・・。

 

日本国民は困ったときにはお互い助け合おうというステキな文化を持っています。

口先ばかりではなく、心の通う政策を打ち出しておくんなはれ。

 

建築条件付き宅地

かつて都内で戸建て住宅を捜した時期がありました。

そんな時、建築条件付き宅地という物件があり、必ず指定業者が建物を建てるという条件で土地を購入するというものでした。

建物は建売とは違い、自由設計で自分好みの家が作れるという魅力がありますが、もちろん購入予算は内容によって増減する事になります。

 

元々基本プランがあり、極々当たり前の建売住宅然としたものでした。

そこでこちらが提案したプランは一階部分は車庫とトイレ、二階に寝室、三階にリビングと風呂、という構成でした。

風呂は屋上にあり半露天、風と太陽や月の光が降り注ぐというもの。

基本プランでは風呂は当然1階にありました。

狭小住宅の一階は窓を付けたとしても密室状態、そこでは体を洗うという機能を満たすだけのもので自然を感じたりする事はできません。

夏、休みの日の午後に天窓を開け、ぬるま湯に浸かる贅沢を夢想しました。

また窓があれば日中は照明不要、開けておけば浴室は乾燥状態を保てます。

もうひとつ、浴槽が最上階にあることで風呂の残り湯をトイレに導くことができ、水資源を無駄なく使う事ができます。

トイレの水を流すのに飲める水を使うのは実にもったいないデス。

 

寝室は寝る部屋なので景色や日中の光はなくてもけっこう。

個人的には寝室をベッドが占有するのは好きではないので布団派、日本家屋の使い方で布団を上げれば居間に使えるという多機能空間がいいと思っています。

 

通常寝室は2階とかですが、都心の住宅では2階といえど窓を開ければ隣家の壁、日当たりや景色の事を考えれば最上階が適当かと。起きている間は日光が恋しいですから。

 

こんなプランを提示したら向こうから断られました。

彼らにしてみれば「非常識」きわまりないものだったのでしょう。

 

その後マンションをあちこち回り、今のところに落ち着きました。

以前のマンションと同じく東南の角部屋ですが、以前と違い浴室に窓がないのが唯一の不満です。

 

Go to PCRキャンペーン

国内移動を促進して経済を回そうという政府のねらい、わからないではないけれどそれによって感染拡大が促進されたら?

 

Go to キャンペーンを強行するのなら動こうとする人のPCR検査を徹底して、陰性の人には大いにおカネを使ってもらうくらいの算段を考えたらどうなんだろうと思います。

 

どこぞの不埒なyoutuberが東京から山口まで移動しながらコロナをまき散らしておりましたが、あれと同じことが全国的に起きるのでは?

 

キャンペーン応募者にはPCR検査半額補助、陰性のお墨付きをもらった人だけが動けば受け入れ側も安心しておもてなしができるというもの。

日本はなぜか当初からPCR検査に消極的で、いまだにその印象はぬぐえない。

一日2万件以上に検査能力を拡充していれば少なくとも200万人近い検査は終了、そのうち発症率が5%ほどであれば少なくとも190万人くらいは小手(大手ではない)を振って旅行や会食ができるというもの。

 

陰性であればキャバクラやホストクラブへ通い詰めても、ライブハウスに入り浸っても、カラオケで発散しても殆ど問題ないでしょう。

経済も回るし、感染拡大も防げると思うのですがこんな単純な事を何でやろうとしないんでしょうか。

 

いまだに検査で収容医療機関が破綻すると怖れているだけではなんも解決しないでしょうに。

 

小出しに戦力を投入して様子をうかがうというというのは一番よろしくない戦術です。

ここは思い切って全国民一律PCR検査でしょう。

その上で経済を回して欲しいデス。

いつもと違う大相撲開幕

大相撲が開幕しました。

新型コロナ対策、前場所は無観客でしたが今場所は観客数を絞っての土俵となりました。

無観客の時は普段聞こえない力士同士のぶつかり合う音や息遣い、行司の声などが異様なほどよく聞こえました。

 

観客を絞っての初日、どこかいつもと違う感いました。

観客の声援がないんですね。

大声を出すと飛沫感染の危険があるので応援は拍手のみ。

 

声援が飛ばない物静かな今場所ですが、力士にとっては拍手だけでも闘志につながったようです。

新型コロナ主観的な対応で感染拡大?

新型コロナウィルスの感染者の増加傾向に歯止めがかかりません。

「諸悪の根源」東京は公表されている一日の感染者数が300人に達しようとしています。

感染経路不明者も数を増し、このまま行くと「いつでも」「どこでも」「誰とでも」が当たり前になろうとしている感があります。

 

そんな中、日本政府の対応でわからないのはあくまでもgo to キャンペーンを強行しようとする姿勢とその根拠となる理論。

政府はヒトを動かさずにカネやモノを動かす事に知恵を絞るべき。

経済対策のカンフル剤と考えての強行なんだろうけれど、今カンフル剤を投与するとそれに乗じて日本中にコロナウィルスが行き渡るという危険性を見極める事が肝心かと。

 

集団感染(クラスター)が発生しているのも「自分だけは大丈夫」「大したことはない」という妙な自信、過信、慢心から来ているのではなかろうか。

目に見えて感染者数が増えているのも、相手が目に見えないというのが大きいかも。

 

この目に見えないのを可視化するのが数字だと思う。

毎日感染者数は公表されているけれど、検査数はハッキリしない。

小池都知事は感染者数増大は検査数が増えた事にも由来する、という事をにおわせておりますが、じゃあその検査数増大と感染者数との関連性を示すデータは開示されません。

韓国では感染者数、検査数、死亡者数などの「冷酷な」数字データがリアルタイムでテレビ画面の片隅に24時間表示されていると聞きます。

都は一日の感染者数データの公表時間がまちまちで、まるで客観性なしのアナログ的対応しかしていません。

ま、数字もデータの作り方でいかようにも操作できる代物ですが、主観的な対応よりも信用できるのではないかと思う次第。

政府も感情論ではなく、数字の根拠を示して国民を納得させて欲しいものデス。