先日、下拍子を打ちながら曲の口唱歌を口ずさむ練習を行いました。
朝、布団の中でこれをやってみました。
声には出さず頭の中で口唱歌、指で布団を叩きながら。
朝か夜にこの練習を毎日のようにやる事で飛躍的にレベルが上がるように思います。
一人太鼓の下拍子なので、テンポがキープできないとそこで破綻するのがはっきり認識できます。
テンテケテンテケを一定のテンポで無意識に打てる、その上で口唱歌が乗せられます。
さて、ここで鏡打ちをやってみました。
鏡打ちとは左右逆転する打ち方で、自分の姿が鏡に写っているように打つから鏡打ち。
テンテケテンテケは通常右右左なんですがこれを左左右で。
厳密な口唱歌だとケンケテケンケテとなります。
これは普段から打ち慣れていないのですぐにはできません。
おそらく太鼓初心者は右で打つのが同じもどかしい感覚なんだと思います。
慣れればなんという事はないんですが、慣れるためには執拗な練習が必要です。
この鏡打ちを布団の中でやっている時に、口唱歌を唱えるとスムースに打てる事を実感しました。
頭の中で言葉をつぶやくと、言葉の信号がそのまま指先に届けられるような感覚、
これは生理的にそうなっているんじゃないかと思われます。
テニス選手がラリーをしながら声を出して打つのは生理的に力が出せるからだと言われます。
手を使う時には脳から指令が出ているため、同じ脳内で言葉を使うのは
なんらかの連関作用があるのかも知れません。
脳科学の研究分野になると思いますがちょっと面白い記事を見つけました。
↓
やはり脳と口と手先が密接に関連しているようです。
いやあ、何事も知れば知るほど面白いデス。