HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:新指導者

我々のチーム、「和太鼓深沢」は世田谷で活動している中高年太鼓で、現在会員は11名です。

平成最後の練習日に新指導者、東京打劇団に所属するプロの太鼓打ち田川智文氏を迎えました。

また新たな切り口で太鼓を学べるので楽しみです。

 第一回目は氏の基本方針、「乗って打つ」、乗るための基礎練をやって行く事がが示されました。

一人一人今後の希望を聞かれ、基礎の重要性は重々認識しているが環境や年齢を考えると

練習でも太鼓を楽しく打ちたい、という意見に集約されました。


まずやったのは二個のボールを左右の手でバウンドさせるのを続ける事。

リズミカルに続けるには練習を積まないととてもできません。

特に左手は言うことを聞いてくれません。

目標は歌を口ずさみながら左右の手で交互にボールがつける事。

これで左右自在にリズムに乗る感覚を鍛えます。→太鼓を打つのと基本は同じ。


次はトッコトッコと跳ねる下拍子を皆で打ちながら、一人が掛け声を出し、それに皆で応える。

これをランダムに回して行きます。

エッライコッチャエッライコッチャ→よいよいよいよい

ヤットサーーアッ→やっとやっと

ヤットサーヤットサー→やっとさーやっとさー


次は下拍子を打ちながら曲を口唱歌で口ずさむ。

唱歌では曲を表現すると言う事に気を使いながら「感謝」「勇み駒」を。

太鼓を打つ場合、口唱歌ができれば不思議と太鼓は打てるものですが

自分たちのチームでこの方法でまともに練習するのは初めてのような気がします。

というか、私なりにずっと提唱して来ましたがまともに取り合わなかったというのが実態、

同じことを指導者から言われると皆真面目に取り組むものです。

これでチームのレベルは確実に上がると思われ、その意味でも指導者の存在はありがたいものです。


持ち曲の「虚空」を見てもらい、お開きに。

今後は二ヶ月に一回くらいの割合で指導をお願いする予定です。

プロの指導法に学べる事がたくさんあり同時に自分のレベルアップも図れるので楽しみです。