恵方巻き 西南西に 廃棄かな
節分の日に、その年の恵方に向かい巻き寿司を無言で一気に食うと願いが叶ういう妙な風習が
ここ数年日本に定着しています。
一説によると、大阪のローソンが食べ方をセットにして巻き寿司を売り出したところ、
イベント好きの日本人に受け全国に広まったとか。
バレンタインデーのチョコのプレゼントやハロウィンの大騒ぎも同じように
わかっていながら商業主義の上で踊らされている(踊っちゃう)日本人の
お祭り好きのなせる技なのかも。
今年の恵方は東北東との事らしいです。
東北東に向かい、願い事を思いながら無言で一気に巻き寿司を食べるというもの、
途中一言でも発するとご利益がないとされます。
日本国民の多くが同じ日に同じ方を向き巻き寿司を無言で飲み込んでいる姿は異様ですが、
ま、お遊びという事で。(多分殆どの人が本気で信じていないのではないかと)
本気なのは受験生くらいかな。
しかし、商戦で売れ残った恵方巻きは大量に廃棄され、問題にもなっています。
さしずめ捨てるのは恵方とは正反対の西南西に捨てるのでしょうか・・・。
企業もそこまで信心深ければねえ。
縁起や信心を利用した商売、ある意味人間の弱みに付け込んでいる?
売らんかな 神や仏の 力借り