HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:楽しむためには

12月16日に、今年最後となる舞台があります。

そのための練習を行いましたが、総会もある事から珍しく全員揃っての練習となりました。

「感謝」「虚空」「祭り」の3曲、「感謝」は12月16日バージョンで中央の親は二個打ち、

従来のパターンとは趣を少し変えることにしました。

このパターンは最近始めた施設訪問で、少人数のために編み出した演奏です。

12月16日は高校の和太鼓部の卒業生の定期演奏会のゲストとして呼ばれているのですが

顧問の先生の曲に対し、自分たちの創意工夫も見てもらいたいと言う意図があるため

あえて従来パターンを変えています。

中には、従来パターンでいいと言う人もいますが、それで無芸なので何か別の味付けをしたい。

「虚空」も同じで従来は長胴太鼓と締太鼓のセットで打ちますが、

これも少人数対応用に人数+1台の長胴を並べて締太鼓無しのパターンを開発しました。

従来パターンで、と言う声もありましたが、顧問の曲をアレンジするのも恩返しということで

新しいパターンで打つことに。

ま、いわゆる保守と革新のせめぎ合いですね。

「祭り」は我々のオリジナル曲で、かつての指導者、メジャーデビューの経験のあるミュージシャンが

我々のために書き下ろしてくれたものです。

音楽的構成の曲で、今に打ち繋がれています。

ややもすると太鼓メインにしたくなりますが、今回はオリジナルの精神を尊重し、

太鼓の数を減らしてまで鳴り物を手当てしました。

元々は鳴り物で盛り上げる曲だったからです。

この決断には皆さんノークレームで練習に励んでいるのでありがたい。


今のところ曲を全て仕上げるために一生懸命になっているのでいい傾向だと思われます。

ステージでは太鼓を芯から楽しんでいる姿を見せられればそれで良いと考えていますが、

楽しむためには練習し倒さないとそれはかないません。

そこまで太鼓に情熱を燃やす人はほとんどいないので適度に付き合おうかと思っています。

それが証拠に、総会前に全員集まっても太鼓の話は皆無、

少なくとも日常での太鼓意識のレベルは高くはないようです。ふう・・・・。